浜名湖競艇場(静岡県)
1968(昭43)年〜

1953(昭28)年から浜名湖競艇は浜松市舞阪町弁天島乙女園の競走場で行われていたが
レースコース近くに一般航路があり漁船、遊覧船等の通行があること
浜名湖特有の流砂の障害に対してレースコースの水深維持等、競走水面についての問題が数々あること
また、幾多の自然災害の被害を受けたなどの理由で移転を余儀なくされ

1968(昭43)年3月22日:モーターボート競走の営業認可を県知事より受け
開催施行町である新居町、舞阪町、雄踏町に湖西町(旧鷲津町)も競艇事業に参加し


新レース場(新居町中之郷)にて再開されることとなった
総工費十五億円
竣工式は同年4月3日、藤縄東海海運局船舶部長、笹川
全国モーターボート競走会連合会会長をはじめとする来賓のほか
関係者多数が参列して開かれた
竣工式に先立ち
新競艇場への進入路にあたる自動車専用道路の新居跨線道路橋と附帯道路(工費 267,300,000円)
南側の橋梁である勝どき橋(工費 25,000,000円)
北側よりの競艇大橋とその取合道路(工費 75、200、000円)
新居町駅競艇専用口跨線歩道橋(工費 71,450,000円)
の開通式を行ない
来賓の祝辞などのあと渡辺八平氏企業長が中央口ゲートのテープを切って完成を祝った


同年1968(昭43)年4月4日:新
浜名湖競走場が初開催された
雲一つない快晴に恵まれ初夏を恩わす陽気に午前10時30分の開場記念式典には一万人近いファンがつめかけ
来賓、関係者約600名参列のうちに
名古屋市消防音楽隊の奏でるファンファーレも高らかに華やかな開場式典の幕が開かれた
売上金額: 売上金額: 一億八百三十二万四千三百円
入場人員: 14,207名
これは
旧レース場における最高記録を大幅に上回る新記録である

翌月に開催された第十四回全国地区対抗競走四日目(6月2日)には売上金額: 一億七千六百七十四万三千三百円の記録
六日間で 六億三百十二万五千円を売上げ一日平均一億円の大台に達することが出来た



<昭和56年度・企業団・湖西市主催・連勝式勝舟投票券>



静岡県浜名郡新居町中之郷3727−7